北海道日本ハムファイターズ戦力外予想

(この記事は2017年9月24日に書いたものを再渇しました)

 

まだシーズンは終わっていませんが、北海道日本ハムファイターズはパリーグ5位がほぼ確定しています。

ドラフトまで1か月という時期ですし、今年オフの戦力外予想です。

 

<前提>

・育成は使わない。

・外国人は4名体制、レアードとマーティン残留、ドレイクは終了

・大谷翔平はメジャーに行く

・FA候補(中田、増井、宮西、大野)は誰もFAをしない。

・飯山は引退、武田久は退団

・登録人数は上限(70名)までは使わず、66~68名とする。

 

<残る人考察>

【先発投手】14人(一軍は5人~6人)

・軸:有原、高梨、加藤、上沢

・来年先発挑戦:上原、石川直也、堀、吉田、浦野

・二軍で鍛える枠:高良、高山、立田、

・けが人待機枠:杉浦、中村勝

 

【中継ぎ・抑え】11人(一軍は8人前後)

・軸:増井、マーティン、宮西、鍵谷、白村、井口、公文、

・来年一軍定着挑戦:玉井、田中豊樹、

・二軍で鍛える枠:

・ラストチャンス:新垣、村田、

 

・戦力外候補:

瀬川、榎下、斎藤、石井

 

新垣や村田、石井もやばいかなと思いましたが、中継ぎ陣が手薄なので、チャンスはありそうです。

先発は若くなりましたね。5番手以降も今年勝ち星をあげた若手が控えています。

ただ、5年後のローテ狙う投手が少ないので、そこは補強ポイントかなと思います。

新垣は最近二軍で抑えをやっているので残留の可能性ありかなと思います。

石井裕也は試されている気がしています。

斎藤佑樹はいよいよ瀬戸際です。

 

【捕手】7人(一軍は2~3人)

・軸:清水、大野、市川

・一軍待機枠:黒羽根、石川亮、

・二軍で鍛える枠:郡

・ラストチャンス:大嶋、

コンスケは捕手枠からは外しました。

ここは人数的にも戦力外はなさそうですし、高卒1年目~4年目に3人もいますから、補強もないでしょう。

あるとすれば大野がFAした場合ぐらいでしょうか。

 

【内野手】12人(一軍は6~7人)

・レギュラー:レアード

・レギュラー争い:中田、田中賢介、中島、石井一成、横尾

・一軍争い:渡邉、太田、高濱

・二軍で鍛える枠:今井、平沼、

・ラストチャンス:森本

松本剛は外野枠に入れます。

今年の開幕前、私は松本か渡邉が一軍に入ってくると予想していましたが、渡邉は出遅れて失敗しました。

来年はサード以外争いが活発になると思うのでチャンスあるでしょう。

高卒5年目の森本は来年が最後のチャンスでしょう。二軍でも2割前後しか打てず、複数ポジションできる大砲だけに期待に応えてほしいです。

平沼も一軍チャンスはあると思います。

便利屋大累と杉谷もそろそろやばいです。

 

戦力外候補:大累、杉谷、

 

【外野手】10人(一軍は4~5人)

・レギュラー:西川、松本

・レギュラー争い:大田泰示、岡、浅間、森山

・一軍チャンス増えそう:宇佐美、岸里

・二軍で鍛える枠:姫野

・けが人枠&ラストチャンス:谷口

 

戦力外候補:矢野

 

谷口は怪我あけなので1年はチャンスがあるでしょう。

矢野がそろそろかなと思います。

 

【指名打者】1人

・近藤健介

指名打者はコンスケか助っ人でしょうが、森山など候補は他にもいます。

 

ここまでで残留候補にいれた選手は55人

戦力外候補は7人。

飯山引退、ドレイクと武田久退団、大谷翔平メジャー挑戦です。

これで現在の66名全部。

 

次に補強を考えます。

 

ドラフトは「清宮を取れた場合」でこうなると思います。

・投手:高卒先発型1人、大卒or社会人で中継ぎ・抑え型2人

・捕手:なし

・内野手:清宮+高卒サードできる選手1人

・外野手:高卒1人

この6人です。

 

増井や宮西の年齢を考えると中継ぎ・抑えが必要。

先発は5年後を担う選手が必要です。

内野は即戦力は不要ですが、1年目が今井、2年目が平沼しかいませんので、5年後を考えて高卒

森本や横尾もサードできますが、彼らの後ろがいませんので、サードできる人がいい。

外野手は2年目姫野が伸び悩んでいるし、その上の岸里・宇佐美もまだ一軍に定着していない。

しかし25歳前後は多いので、高卒が必要でしょう。

 

助っ人ですが、補強ポイントは2つ。

・先発投手

・外野手・指名打者

野手はレフトを大田泰示などと指名打者をコンスケと争う前提です。

 

残留55名+ドラフト6名+助っ人2名で63名です。

となると戦力外候補を残す余裕が少しあります。

 

・戦力外候補

投手:瀬川、榎下、斎藤、石井

捕手:なし

内野手:大累、杉谷

外野手:矢野

全員残すと70名になるので、誰かは戦力外になります。

 

まだ3年目ですが、30歳の瀬川は厳しいですね。

榎下は防御率は毎年3点台ですからいい投手ですが、右の中継ぎは多いです。

石井裕也は左の補強次第でしょうね。残るかな?

問題は斎藤佑樹です。

斎藤佑樹と杉谷はトレード候補と思います。

 

結論として、戦力外は瀬川、榎下、大累の3名になるのではと予想しています。

そうすると登録は67名です。

矢野を外した理由ですが、ベテランですから、もし引退勧告するならもう出ているように思うので、

来年もファイターズで現役続行なのかなと。

 

こうしてみると武田久を入れてもオフの戦力外4名は少ないです。

ファイターズはトレードが多いと批判されることもありますが、それにより戦力外を少なくしています。

 

今シーズン中、屋宜(ヤクルト)、谷元(中日)、メンドーサ(阪神)、エスコバー(Dena)を放出し、開幕前には吉川(巨人)、石川慎吾(巨人)を放出しましたが、

杉浦、黒羽根、大田泰示、公文という弱点補強を行い、戦力外を減らしています。

 

ドラフトで6名前後(4名~9名)獲得する球団が多いことを見ればわかる通り、

それと同じぐらいの選手が戦力外になるわけです。

最近は育成からの昇格も多いですから10名前後が戦力外になる可能性もあります。

 

こうしてみると、飯山の引退や武田久の戦力外は必然ですね。

 

補強次第では石井裕也の戦力外もありえます。

 

もし大野がFA宣言すれば即戦力捕手補強の可能性があり、

宮西がFA宣言すれば人的補償を狙うか、いい選手がいなければトレードで左腕確保。

増井がFA宣言しても同様です。

中田翔がFA宣言した場合、助っ人選手を内野手に変更するでしょう。

全員がFAになるとさらに4名枠が空きますが、それはないでしょう。

多くても2名と思います。

 

さて、では斎藤佑樹と杉谷をトレード候補として誰を獲得するかです。

杉谷は残ってもセカンド候補が増えたことや外野が固まってきたことで出番が激減することは間違いないです。

内野なら森本・高濱・太田、外野なら宇佐美や岸里の方が優先順位上でしょう。

斎藤佑樹も若手投手が増えた中でベテランになり出番は限られます。

 

補強ポイントは中継ぎと強打の打者(代打でも可)。

 

巨人の岡本や中日の高橋周平・堂上なんかは最高ですが、

広島の小窪、阪神の荒木、DeNAの下園なんかほしいです。

 

投手なら中日の3年目元ドライチの野村や阪神の松田なんかいいですね。

 

高橋周平 対 斎藤佑樹+杉谷 なんでどうどうでしょうか?

 

私が残留候補とした中にも相手によってはトレード候補になる選手はいると思います。

 

新垣、村田、大嶋、森本、岡あたりは求められれば可能性あります。

 

それに吉川や谷元をトレードするチームですから、増井や中田だってFAしなくても可能性はあるでしょう。

田中賢介は幹部候補でしょうから放出はしないと思いますが、例外ではないです。

 

こう考えると、登録枠70名って結構少ないですね。

補強の余力と助っ人考えると、日本人は62名以内にしたいし、

毎年ドラフトで6名前後入団してくるわけですから。

ときどき4名しか指名しない球団がいるのもうなづけます。

ファイターズは昨年9名も指名したんですよね。

 

嬉しい誤算で大谷翔平が残った場合は、助っ人3人制かな。

 

以上。

 

(追記:2018/10/20)

結果的に戦力外は榎下、瀬川に加え予想していなかった宇佐美でした。

石井裕也と矢野は2018年オフに引退、大嶋も2018年オフに戦力外となり引退でした。

いい意味で予想を裏切ってくれたのは杉谷。2018年は存在感を発揮しました。