みなさま
Googleアナリティクス利用者にはメールが来たと思います。(末尾に抜粋)
なかなか難しい話ですが、下記かなと思っています。
【要約】
素直に考えれば、Googleがリスクを背負うのを避けるために利用者に自己責任で変えてね(もしくは変えないでね)という話ですよね。
・25か月で何か不便なのか?
→不便じゃなければ変えない。
・延長した場合、リスクはあるか?
→リスクがあれば変えない。
となると思います。
法務や情シス、マーケなど各部署が相談して結論を出す話です。
【何が起きているのか】
欧州で一般データ保護規則が5月25日より適用される。
それに伴い世界企業であるgoogleの世界で使われているGoogleアナリティクスが対策を講じた。
私の理解は下記です。
・GAは25か月データ保管するよと言っていたけど、それ以前のデータを厳密に消していたわけではなかった。(保管しない=消さないといけないではない)
・でもEUの絡みがあるのでそうもいかなくなり、ユーザが判断して不要なものは消してねとする仕様にした。
・それに伴い明示的に「もっと保存したい人は保存したいと自分で判断して設定してね」とした。
・さらに期間軸だけではなく、個別にデータを消せるようにした。
ということよね?
多分普通に解析している人には何の影響もないけど、いろいろな情報を取得している場合、長期の解析を結構している場合、EUを舞台にウェブを運営している場合はきちんと考えて対応しないといかん。
それ以外の人は何もせんでもいいし、期間削除しないにしてもいい(それによる問題が起きたら運営者責任)ということやろうなと思います。
googleから来たメールを読まずに、いろいろな投稿を見ない方がいいと思います。
====以下がgoogleから来たメール====
Google アナリティクス管理者の皆様 |
Google ではこの 1 年間、2018 年 5 月 25 日に施行される新しいデータ保護法「一般データ保護規則」 |
サービスの更新情報 |
Google は本日、詳細な管理が可能なデータ保持設定を導入し、 |
必要なご対応: 上記のデータ保持設定をご確認のうえ、 |
5 月 25 日に先立って、Google は新たにユーザー削除ツールも導入いたします。 |
Google は今後も従来と変わらず、 |
契約とユーザーの同意に関する更新内容 |
契約に関する変更 |
Google では昨年 8 月より、多くのサービスの契約条項を更新し、新しい法律の下での Google の立場をデータ処理業者またはデータ処理管理者のいずれかとして |
Google アナリティクスとアナリティクス 360 のどちらにおいても、Google は各サービスで処理される個人データの処理業者としての役割を果 |
|
EU ユーザーの同意ポリシーの更新 |
Google の広告向けの機能に関するポリシーの規定により、Google アナリティクスまたはアナリティクス 360 の広告向けの機能をご利用のお客様は Google の「EU ユーザーの同意ポリシー」を遵守していただく必要がございます。 |
必要なご対応: お客様が欧州経済領域を拠点とされていない場合でも、 |
詳細 |
データに関する Google のプライバシー ポリシーと取り組みの詳細については、privacy. |
今後数週間、Google のプランに関する詳しい情報を引き続きお知らせしてまいります。 |
何卒よろしくお願い申し上げます。 |
Google アナリティクス チーム |