天売島と焼尻島に2019年8月10日-11日に行きました。
札幌から行くのは、バスで羽幌に行き、そこからフェリーで島に渡ります。
今回は札幌を10時に出る沿岸バスで向かいます。
季節によってフェリーの時間が変わりますので、それを確認の上最適なバス時間を選んでください。
またお盆の時期と年末は札幌発のバスが「予約制自由席」になります。
これは混雑状況に合わせて増発するためのようです。
そして増発した場合、最初の便は時間前に出発します。
フェリーに乗る方は早めに並んで最初の便に乗るのがいいようです。
私が乗車した8月10日の10時の便は2便でした。
事前に電話で予約し、当日朝12番乗り場付近にあるチケット販売所でチケットを購入します。
往復で買うと割引があります。
11番乗り場に9時ごろから並んでいましたが、誰もいませんでした。
9時20分ごろから並ぶ人が増え、9時30分過ぎにバスが到着。
そのバスは9時50分ごろ出発しました。9割方席は埋まっていました。
そこから約3時間15分バスに揺られます。
途中砂川SAで休憩があります。
留萌からは左側に海が見え、対岸に焼尻島と天売島が見えてきます。
羽幌の本社ターミナルで下車。
そこからフェリーターミナルには接続バス(200円)が出ます。
到着したらフェリーのチケット発売前だったので並びました。
羽幌沿海フェリーは高速船に限り予約が前提になります。
今回はそこまで混んでいなかったので、当日でも買えるようです。
出航の30分前から発売開始。
そして15分ぐらい前に高速船が入ってきたので、乗車。
途中焼尻島を経由して天売島までは約1時間です。
高速船は早いですが、車やバイクは乗れません。
こちらも混んでいて8割方埋まっていました。
大きな荷物を持った方が多かったようです。
到着後レンタサイクルを借りました。
フェリー乗り場近くに2件レンタサイクル屋さんがあります。
電動自転車は1台しか余っていなかったのですが借りれました。
天売島はかなり起伏がありますので、電動自転車がおすすめです。
天売島は北側が季節(6月~8月)は一方通行になっています。
その関係でルートは決まってしまい、まず南側を走る1周コースです。
トイレが限られていますので、ある場所では休憩をお勧めします。
南側は学校などを横目に、野鳥も見ながらノンビリ走りますが、終盤きつい上り坂があり、灯台や展望台がある場所に到達します。
天売島と言えばウトウの子育てが有名ですが、8月はすでに終わっていて少ないです。
展望台からの景色は素晴らしく、巣穴などが見えます。
北側は上り下りが激しいところを進み、最後は下り坂が多いです。
事故が多いようなのでスピードの出し過ぎに注意しましょう。
いたるところで野鳥がいますので、よそ見したくなりますが交通量は少ないので停車して観察するのがいいでしょう。
また野鳥の死骸が至る所にありました。(30羽以上)
後で知ったことですが、野良猫の被害のようです。
そしてフェリーターミナル付近に戻りました。
自転車は3時間借りていましたが、2時間で回れます。
宿泊先は「青い鳥」
近くに岬や港があるので、窓を開けると野鳥の鳴き声がよく聞こえます。
夕食前や翌日の朝食前に散歩しました。
お土産屋さんはフェリーターミナルの近くに何件かあります。
焼尻島にはないようなのでお土産を買うなら天売島でしょう。
続いて焼尻島へ。
天売島から焼尻島へは高速船で15分。
朝の便は空いていました。
2つ日間の感じだとどの経路も昼前後の便がもっとも混むようです。
焼尻島も到着後レンタサイクル(電動自転車が1台しかここも空いていなかった)を借りて島を回ります。
自転車ロードがあるので、そこを進みます。
途中島の中央にある森林やその先の牧場に囲まれた一本道を進みました。
焼尻島は羊で有名です。
そしてゆるやかな坂をまっすぐ西に進み、天売島が見える展望台に達します。
途中北側には利尻山が海の向こうに見えました。
そして終盤は下り坂が多い道を下ります。
絶景が広がり、海がきれいです。
焼尻島でも野鳥が見えます。
フェリーターミナルに戻り海鮮カレーを食べました。
海鮮カレーは牡蠣などが入っていておいしいです。
食堂は混んでいますので要注意。
そして13時台のフェリーで羽幌に向かい、札幌に帰ったのは18時過ぎ。
次行くときは5月下旬~7月中旬に行きたいと思います。