新型コロナウィルスの死亡率を判定するときの分母に違和感があります。
分子は亡くなった方の数(死亡者数)でいいと思いますが、分子は感染者数(陽性者数)でいいんでしょうか?
何故かというと、例外はありますが感染してから亡くなる方と治る方がいるわけですよね?
大きく分けると、治った人(退院者・陰性者)、死亡者、現在治療中の人(陽性)に分かれます。
その治療中の人が多い場合に、それを分母にすると死亡率が低くなりますよね。
4/25時点の厚労省のウェブサイトによると、
退院2536 死亡317
となっています。
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_11029.html
この数字から見ると、現在闘病中の約1万人を除くと、死亡率は高く感じませんか。
死亡率は10%を超えます。
実際、陽性者数を分母にした死亡率はどんどんあがってきています。
3月時点では1%ぐらいだったのに、今では3%ぐらいです。
徐々に感染者の年齢が若くなっており、今までより死亡率は低くなると思いますが、
それでも日本での死亡者数は最終的に1,000人、死亡率は5%ぐらいにはなるのではないかと予想しています。